CASE

知性と顧客第一の情熱を掛け合わせ、 質の高いデューデリジェンスを実行

  • Client

    国内大手ファンド

  • Keyword

    ビジネスデューデリジェンス、事業価値調査、シナジー分析


  • 戦略コンサルティング

  • お客様が抱えていた課題

    映像計測機器メーカーへの出資を検討していたが、成長が今後も続くのかどうか判断しかねていた

  • 我々がパートナーとして行ったこと

    ニッチな市場で情報収集が困難だったが、柔軟な対応(リサーチ)で市場規模と損益計算書をプロジェクションした

  • プロジェクトの成果

    短い期間の中でもお客様のニーズを丁寧にキャッチし、質の高いデューデリジェンスを達成

  • お客様の感想

    お客様との信頼関係が一層強化され、他のビジネスデューデリジェンスもご依頼いただいた

出資を検討するにあたり、成長の継続性を判断しかねる状況

お客様は、国内独立系の投資ファンド。グローバル展開をしている、とある映像計測機器メーカーへの出資を検討するにあたり、Logos&Pathos Consultngにビジネスデューデリジェンスを依頼した。

映像計測機器メーカーの国内事業の売上は、オリンピック特需や特殊要因により堅調に推移しており、中国市場での売上も、市場成長に伴って上昇していた。しかし、今後もその成長が続くのか判断しかねていた。

ニッチな市場で情報収集が困難な中、柔軟に、ときに泥臭く行動し続けた

経験豊富なチームを立ち上げるとともに、まずは、今までの成長を牽引していた要因を洗い出すべく、財務データ・営業データの分析、社長インタビューを実施。

映像計測機器は極めてニッチな市場であり、将来の市場規模を予測しているレポートが存在していなかった。また、中国以外にも、中華圏各国や南米にも事業展開をしていたため、それら海外の市場規模も予測しなければならなかった。

そのような中、成長の継続性については、エキスパートの意見も踏まえて整理・検討を行う必要があった。しかし、市場のニッチさから、エキスパートを紹介する企業を介するのみだとなかなか見つからない状況。そこで、独自の繋がりがある企業や人物に、一件ずつ地道に電話をかけ、適任者を探し続けた。また、競合企業や取引先業にコールドコールをし、市場調査のヒアリングを直談判をした。

こうした、Logos(知性)だけではなく、Pathos(情熱)も併せ持った当社だからできる、泥臭いアクションが繰り広げられた。

そして、収集したファクトを踏まえて構造化・整理を行い、映像計測機器メーカーの今後の損益計算書をプロジェクションした。

スピード感とクオリティに高評価。ご要望の丁寧なキャッチアップも

本件には6週間という、通常よりも短い期間しか用意されておらず、スピード感が求められていた。その中でも、質の高い市場規模の推計ロジック、柔軟なプロジェクト推進、プロジェクションの正確さについて、お客様から高評価をいただいた。

また、お客様から、新規事業などにおいて、シナジー効果がどのくらいあるかは特に重視して知りたいというご要望があった。

短期間の中で、すべてを同じ粒度で分析することはできないため、常にお客様と相談し、論点に強弱をつけながらプロジェクト推進を行った。そういった、ご要望を的確に把握しながら進めるコミュニケーションスタイルも評価された。

信頼関係が一層強化され、別のご依頼へとつながっている

もともとお客様とはつながりがあったため、Logos&Pathos Consulting が提供するビジネスデューデリジェンスの品質を信頼してご依頼いただいたプロジェクトであったが、本件の成功により信頼関係は一層強化され、別のご依頼にもつながっている。